元本保証型とリスク型の違い〜私が定期預金から投資信託に移った理由〜
こんにちは!チェリーパイです🍒
「投資って元本保証じゃないんでしょ?怖い…」
これ、1年前の私の言葉です。
でも今は、元本保証の定期預金から、リスクのある投資信託にお金を移しています。
なぜそんな決断をしたのか。
今日は、元本保証型とリスク型の違いを、私の実体験を交えながら、失敗談も含めて正直にお話しします。
目次
- 元本保証にしがみついていた頃
- 定期預金の現実を知ってショック
- 元本保証型商品の種類と特徴
- リスク型商品の本当の意味
- 投資信託の種類とリスクレベル
- リスクとリターンの関係
- 私が投資信託を選んだ理由
- 実際に投資してみた結果(良い時も悪い時も)
- 下落相場での心の持ち方
- リスク許容度の見極め方
- 段階的な移行プラン
- 両方を使い分ける方法
- 投資信託の選び方(具体例付き)
- よくある質問Q&A
- まとめ:リスクを取らないリスク
第1章:元本保証にしがみついていた頃
母の教え
「貯金は銀行に預けなさい。絶対に減らないから」
小さい頃から言われ続けた言葉。
だから私も、何の疑問も持たずに銀行に預けていました。
私の貯金遍歴
年齢 | 貯金額 | 商品 | 金利 |
---|---|---|---|
20歳 | 10万円 | 普通預金 | 0.001% |
23歳 | 50万円 | 定期預金 | 0.01% |
25歳 | 80万円 | 定期預金 | 0.01% |
「元本が減らない」これが最優先でした。
安心感の代償
元本保証の安心感と引き換えに、私が失っていたもの。
それに気づくのは、もっと後のことでした。
第2章:定期預金の現実を知ってショック
衝撃の計算結果
ある日、友達に言われました。
「80万円を0.01%で預けて、1年でいくら増える?」
計算してみると…
80万円 × 0.01% = 80円
しかも税金を引かれて、手取りは約64円!
物価上昇の恐怖
さらに追い打ちをかける事実。
日本の物価上昇率:
- 2022年:2.5%
- 2023年:3.0%
- 2024年:2.8%
つまり、預金は増えないのに、物の値段は上がっていく。
20年後のシミュレーション
項目 | 現在 | 20年後(定期預金) | 実質価値 |
---|---|---|---|
元本 | 100万円 | 102万円 | 約67万円 |
購買力 | 100% | 102% | 67% |
元本は保証されても、価値は保証されない…
第3章:元本保証型商品の種類と特徴
主な元本保証型商品の詳細比較
商品 | 金利 | メリット | デメリット | 向いている人 |
---|---|---|---|---|
普通預金 | 0.001% | いつでも引き出せる | ほぼ増えない | 生活費用 |
定期預金 | 0.01〜0.2% | 普通預金より高金利 | 引き出しに制限 | 1年以内に使う予定 |
個人向け国債 | 0.05%〜 | 国が保証 | 1年間解約不可 | 安全重視の人 |
貯蓄型保険 | 0.5〜1% | 保障付き | 手数料が高い | 保険も欲しい人 |
元本保証の本当の意味
「元本保証 = 額面は減らない」
でも、インフレを考慮すると実質的には目減りしている!
第4章:リスク型商品の本当の意味
リスク=危険ではない
投資の世界でのリスクとは「価格の振れ幅(標準偏差)」のこと。
上にも下にも動く可能性があるという意味。
主なリスク型商品とその特徴
商品 | 期待リターン | リスク度 | 最大損失例 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
債券型投信 | 年2-3% | 低 | -10% | 安定重視 |
バランス型投信 | 年3-5% | 中低 | -20% | 株式と債券の組合せ |
株式型投信 | 年5-7% | 中 | -50% | 成長重視 |
個別株 | 年10%以上も | 高 | -90% | 企業次第 |
仮想通貨 | 予測不能 | 超高 | -99% | 投機的 |
リスクを取る意味
リスクを取る = 成長の可能性を買う
ただし、自分に合ったリスクレベルを選ぶことが重要!
第5章:投資信託の種類とリスクレベル
投資信託の分類と特徴
種類 | 投資対象 | リスク | 向いている人 |
---|---|---|---|
国内債券型 | 日本国債・社債 | ★☆☆☆☆ | 超安定志向 |
先進国債券型 | 米国債等 | ★★☆☆☆ | 安定志向 |
バランス型 | 株式+債券 | ★★★☆☆ | 初心者 |
国内株式型 | 日本株 | ★★★★☆ | 成長期待 |
全世界株式型 | 世界中の株式 | ★★★★☆ | 長期投資 |
コストも忘れずチェック
信託報酬(年間コスト)の目安:
- インデックス型:0.1〜0.5%
- アクティブ型:1.0〜2.0%
長期投資ではコストが大きな差に!
第6章:リスクとリターンの関係
基本原則
リスクとリターンは比例する
- 低リスク・低リターン(定期預金)
- 中リスク・中リターン(投資信託)
- 高リスク・高リターン(個別株)
時間がリスクを軽減する
投資期間別の収益率の幅(全世界株式の例):
- 1年:-43%〜+55%
- 5年:-6%〜+28%(年率)
- 10年:-1%〜+18%(年率)
- 20年:+4%〜+12%(年率)
長期になるほど安定!
私が学んだ大事なこと
「短期的な変動に一喜一憂しない」
これが投資で一番難しく、一番大切なこと。
第7章:私が投資信託を選んだ理由
決断のきっかけ
27歳の時、将来を計算してみました。
このまま定期預金だけだと:
- 60歳時の資産:約1,500万円
- 必要な老後資金:3,000万円
- 不足額:1,500万円
「このままじゃダメだ…」
なぜ投資信託なのか
選んだ理由:
- 100円から始められる(心理的ハードルが低い)
- プロが運用してくれる(知識不足でもOK)
- 分散投資でリスク軽減(1社倒産しても大丈夫)
- つみたてNISAが使える(税金ゼロ!)
最初の一歩
2023年秋、ついに決断。
定期預金80万円のうち、10万円を投資信託へ。
選んだのは「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」
理由:株式と債券がバランスよく入っていて初心者向けだから。
第8章:実際に投資してみた結果(良い時も悪い時も)
1年間の推移(リアルな記録)
時期 | 投資額 | 評価額 | 損益 | 心境 |
---|---|---|---|---|
1ヶ月目 | 10万円 | 9.8万円 | -2% | 不安で眠れない |
3ヶ月目 | 10万円 | 10.5万円 | +5% | 調子に乗る |
6ヶ月目 | 10万円 | 9.2万円 | -8% | 売りたい衝動 |
9ヶ月目 | 10万円 | 10.3万円 | +3% | 慣れてきた |
12ヶ月目 | 10万円 | 10.8万円 | +8% | 長期投資を確信 |
最悪の瞬間(6ヶ月目)
8,000円のマイナス…
「定期預金のままにしておけば…」
売却ボタンに手が伸びそうになりました。
定期預金との比較
同じ期間で定期預金なら:
10万円 → 10万10円(+10円)
投資信託の結果:
10万円 → 10万8000円(+8,000円)
でも、これは運が良かっただけかもしれません。
重要:平均的な期待リターンは年5-7%程度
第9章:下落相場での心の持ち方
私が実践したメンタルケア
1. 投資日記をつける
- 日付、評価額、気持ちを記録
- 後で見返すと冷静になれる
2. 長期チャートを見る
- 過去の暴落も必ず回復している
- 今の下落も一時的かも
3. 投資の目的を思い出す
- 老後資金のため
- 20年後に使うお金
- 今の値動きは関係ない
売りたくなった時の対処法
私のルール:
- 48時間は売らない
- 信頼できる人に相談
- 投資した理由を読み返す
このルールのおかげで踏みとどまれました。
第10章:リスク許容度の見極め方
年齢だけじゃない!個人差を考慮
状況 | リスク許容度 | 推奨配分(リスク資産) |
---|---|---|
独身・安定収入 | 高 | 60-80% |
既婚・子供なし | 中 | 40-60% |
子育て中 | 低 | 20-40% |
退職間近 | 極低 | 10-30% |
私のリスク許容度診断
質問に答えてみた:
- 10%下落したら眠れない? → No
- 20%下落したら売る? → Maybe
- 収入は安定? → Yes
- 緊急資金はある? → Yes(6ヶ月分)
結果:中リスク許容度
だから株式50%、債券50%のバランス型を選びました。
第11章:段階的な移行プラン
私が実践した3ステップ
Step1:お試し期間(3ヶ月)
- 定期預金の10%だけ移動
- 値動きに慣れる
- 勉強しながら観察
Step2:本格始動(6ヶ月)
- 定期預金の30%を移動
- 毎月積立開始
- 複数の投資信託に分散
Step3:最適化(1年後)
- 目標配分に調整
- リバランス実施
- NISA枠を最大活用
失敗しないコツ
一気に移さない!これが鉄則。
第12章:両方を使い分ける方法
私の現在の資産配分
用途 | 商品 | 金額 | 理由 |
---|---|---|---|
生活防衛資金 | 普通預金 | 60万円 | 6ヶ月分の生活費 |
近い将来用 | 定期預金 | 20万円 | 1-3年で使う予定 |
中期目標 | バランス型投信 | 15万円 | 5-10年後用 |
老後資金 | 株式型投信 | 25万円 | 20年以上先 |
使い分けの基準
元本保証を選ぶ場合:
- 6ヶ月分の生活費(絶対確保)
- 1-3年以内に使う予定のお金
- 精神的に耐えられない金額
リスク型を選ぶ場合:
- 10年以上使わないお金
- なくなっても生活に困らない金額
- 成長を期待したいお金
第13章:投資信託の選び方(具体例付き)
初心者向けおすすめ投資信託
商品名 | タイプ | 信託報酬 | 特徴 |
---|---|---|---|
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | バランス | 0.143% | 初心者に最適 |
eMAXIS Slim 全世界株式 | 株式 | 0.05775% | 王道の選択 |
たわらノーロード 先進国債券 | 債券 | 0.187% | 安定重視 |
選ぶ時のチェックポイント
✓ 信託報酬は0.5%以下か
✓ 純資産総額は100億円以上か
✓ つみたてNISA対象か
✓ 運用実績は3年以上か
第14章:よくある質問Q&A
Q1. 投資で損したらどうするの?
A. 長期で見れば回復する可能性が高いです。
私も-8%の時期がありましたが、1年後には+8%に。
ただし、絶対ではありません。最悪-50%もありえます。
Q2. 元本保証じゃないと不安…
A. その気持ち、すごく分かります!
だから最初は少額から。私も10万円(資産の12%)から始めました。
慣れてから増やせばOK。
Q3. どのくらいリスク型に回すべき?
A. 人によりますが、私の考え:
- まず生活防衛資金を確保
- 年齢、家族構成、性格を考慮
- 最初は10-20%から始める
Q4. 定期預金は意味ない?
A. そんなことありません!
生活防衛資金は絶対に元本保証で。
使い分けが大事です。
Q5. 投資信託で大損する可能性は?
A. あります。過去の最大下落率:
- リーマンショック時:株式型-50%
- でも、10年後には回復してプラスに
- だから長期投資が大事!
Q6. NISA使わないと損?
A. はい!利益に税金(20.315%)かからないのは大きい。
必ずNISA口座を開設しましょう。
Q7. どうやって勉強すればいい?
A. 私のおすすめ:
- YouTube(両学長など)
- 初心者向けの本
- 金融庁のサイト
- 少額で実践しながら
Q8. 下落したら売るべき?
A. 基本的にNO!
長期投資なら保有継続。
むしろ安く買えるチャンスと考える。
Q9. 投資信託と ETFの違いは?
A. 簡単に言うと:
- 投資信託:100円から、自動積立可能
- ETF:リアルタイムで売買、手数料安い
初心者は投資信託がおすすめ。
Q10. 失敗しない秘訣は?
A. 私が学んだこと:
- 少額から始める
- 長期で考える
- 分散投資する
- 感情で売買しない
まとめ:リスクを取らないリスク
1年前の私は「元本保証」に固執していました。
でも今は違います。
元本保証のリスク:
- インフレに確実に負ける
- 資産が増えない
- 将来の不安が消えない
適度なリスクを取るメリット:
- インフレに勝てる可能性
- 資産が増える可能性
- 将来への希望
大切なのはバランス。
全部をリスク型にする必要はない。
でも、全部を元本保証にするのも危険。
私の結論:
- 守るお金は元本保証(生活防衛資金)
- 増やすお金はリスク型(余裕資金)
- 両方使い分ける(適材適所)
「リスクを取らないことが最大のリスク」
この言葉の意味が、今なら分かります。
最後に伝えたいこと:
投資は怖いかもしれません。
私も最初は手が震えました。
でも、少しずつ慣れていけば大丈夫。
大切なのは、一歩踏み出す勇気。
あなたも、その一歩を踏み出してみませんか?
投資の第一歩はDMM証券で
私が定期預金から投資信託への一歩を踏み出せたのは、DMM証券のおかげです。
初心者でも安心な理由
DMM証券の特徴:
- 100円から投資信託が買える
- リスクレベルが一目で分かる
- 元本保証型商品の説明も充実
- 初心者向けの解説が豊富
- NISA口座の開設も簡単
リスク管理もサポート
安心機能:
- リスク許容度診断
- 分散投資の提案
- 損失限定の設定
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初めての投資でも安心して始められました。
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